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ディオゲネスの宴

漫画の紹介と、感想を書いていきます。

【BLAME! 全話紹介&解説】LOG24 第8空洞 THE EIGHTH CAVE

セウがメイヴを両断。しかしセウも負傷。メンサーブとともにいったん退く。そのころ霧亥たちは妖精っぽいやつらにメンサーブをなんとかするよう依頼された。会話の中で、現在地は東亜重工第8空洞であることが判る。別の空洞のAIが正常である可能性に賭け、霧亥たちは第7空洞を目指す。途中メンサーブの妨害があり、かつ妖精っぽいのの電力が途切れたために、再び第8空洞へ戻る。

 

・セウ強いっすね。メイヴを分断しちゃった。イヴィが怒ってる。彼らは夫婦。珪素生物はとても感情が豊かだ。ひっそりと都市で生き延びる人間なんかよりも、よっぽど種族として都市世界の環境の中で謳歌しているような印象を受ける。ブロンもテンション高いし。


・あの妖精っぽいやつ。ちょっと疑問なんだがこれはどういう生き物なんだろうか。無生物? なんでも作れる機械のメンテナンスを業務にしている。なんというか、この生き物に対してシボも霧亥も優しすぎないだろうか。第8空洞から出た時、彼らは機能停止してしまうんだけれど、シボはこれを一大事と捉えてもとの空洞に戻ろうとしている。なんというか、後から戻るので良くない? あるいは無視して進んじゃダメなの? と考えてしまう。霧亥も戻ろうと言う。この妖精っぽいのはなんなんだ。なぜこんなに二人は大切にするのか。空洞を行ったり来たりで一貫性が無く、この辺りかなり違和感がある。

・ということで本作ではほとんど他の空洞については触れられない。他のAIはどんな感じなのか、空洞ごとに違いはあるのか、全然語られない。こういう、すべてを語りきらないところはとても贅沢な構造だ。

・妖精っぽいのによれば、メンサーブは珪素生物が侵入するまでは正常(優しい)だったようだ。メンサーブがつくられた頃は珪素生物なんていなかっただろう。珪素生物はネットのカオス的な部分を利用し身体を生成している。こういう想定外のそんざいに対峙せねばならない時、いくら優秀なAIであっても、はなかなか上手く順応できないのかもしれない。


・何でも作れる機械。すごいね。シボも驚いている。そしてシボはこれをいじっている。好奇心が旺盛だ。また自分の新しい体を試す意味でもやってるんだろう。さらに自分の体に都合のいい栄養剤をつくる上で、自分でやるのがベストと考えたんだろう。メンサーブが迫る中、シボがもう一個あわてて何かをつくった。これ何作ったんだろう。個人的には多分防磁繭だと思う。