【BLAME! 全話紹介&解説】LOG20 禁圧解除
シボの妨害工作が失敗し、駆除系や大嚢王が復活。霧亥は駆除系を退け、大嚢王を重力子放射線射出装置の禁圧解除で倒す。集落の人々は何とか東亜重工内部への侵入を試みる。禁圧解除で起こった大破壊の後、落ちた場所から現場に戻った霧亥。そこには少女サナカンに転生したシボ。
・禁圧解除。大嚢王にも機能としてあったのかもしれないけれど、使った描写があるのは霧亥と、多分サナカンも。多量に電力を使うのだろうか、霧亥は駆除系から電力を供給する描写がある。電力の供給について、霧亥はどこからともなく特別の恩恵を受けていると画集にはある。ここでは機能が復活したばかりなのでその経路は使わず、近辺の電力を利用した? 個人的には電力はすべて自前な気がするが……。
・シボが死んでいるのを見かけた霧亥。険しい顔をしている。そのあとも目をつむってぐったりした描写もある。珍しい。長い旅の中、シボの事どう思っているのだろう。のちのち考えていこう。
・シボ。サナカンに自分をダウンロード。多分搬送機から基底現実に行った際にいろいろと選択肢があっただろう。例えば駆除系にダウンロード。例えば大嚢王にダウンロード。でもこれらじゃ多分不便だったりダウンロードできなかったりするだろう。一番人間に近いセーフガードの機体。それがサナカンだった。それも人間に偽装した少女態。それが選ばれた。これがシボにとって最も動きやすい素体だったのだろう。ロリシボ誕生じゃ!