ディオゲネスの宴

漫画の紹介と、感想を書いていきます。 『BLAME!』全話紹介&解説を書き終え、現在は浦安鉄筋家族について書いてます。桜井のりおは神。

【BLAME! 全話紹介&解説】 LOG7 建設者

落ちた先の開けた空間。そこで霧亥はクモイという男に出会う。クモイはヤキという女を治す治療者を待っており、霧亥をそれと思い込んでいる。霧亥は治療者ではないと述べるも、クモイは意に介さず話を続ける。そこに建設者がやってくる。霧亥は建設者を止める道具を持っていた。それを見たクモイはより大きな建設者の停止を霧亥に依頼。無事に巨大な建設者を止めることに成功するも、珪素生物ジェリタニウスがクモイを攻撃。霧亥はジェリタニウスを倒すもクモイは瀕死。ヤキの近くにクモイを届け、霧亥は旅を続ける。

 

・この回を読んで改めて思うことは、『BLAME!』って全然解説しないな、ということだ。だがそこがいいのだが。
・クモイやヤキの素性は、この後明らかになると思いきやそんなことはない。アキマというクモイの言っていた出身地に行くこともなく、塊都に行っちゃう。私ははじめ長い回廊を通ってアキマに行くのかと思っていた。
・建設者を止める機械を霧亥は持っており、かつて貰ったと言っていたが、そんなことは漫画の中では描かれない。
・ジェリタニウスとメタジィーニがうろついていた目的も不明。なんで空間が開けているのかもわからん。
・霧亥の旅も、ちょっと行く先がずれたら、全く違ったものになっていただろう。そんな想像をさせられる。